お刺身や煮物にはもちろんのこと、
オリーブオイルとあわせてドレッシング代わりにも。
香りと旨味がとても力強いので、他の調味料に混ぜても
しっかりとお醤油の味が生きます。
『ふたなつ』とは
一般的な醤油には脱脂加工大豆という、油を搾ったあとの大豆が使われています。
この脱脂加工大豆を使った醤油は出荷まで約一年、大手メーカーでは約半年で出荷されます。
これを丸大豆で仕込み天然熟成させると、溶けるのに時間がかかり、
出荷までに一年半から二年(夏を二回越す)の期間が必要です。
この長い熟成期間によって、優しく力強いうま味を生み出しています。
夏を二回越してようやく出来上がることから『ふたなつ』という名前を付けました。
木桶仕込み醤油
江戸時代までは、和食のベースとなる醤油、味噌、酢、味醂、酒などの基礎調味料は木桶でつくられていました。
木桶には菌が住み着くため、蔵ごとの特徴を生みます。
しかし、大量生産への対応などのためどんどん木桶は減っていき、
今まで木桶で仕込んだ醤油の出荷量は全体の1%ほどとなっています。
自家焙煎小麦
ふたなつで使用する小麦は、熱した砂で炒っているため遠赤外線の作用で甘みが出て芳しい香りがします。
イタリア人シェフに味見してもらったところ「朝のパン屋の香りがする」と、感想をいただきました
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